認知症予防トレーニングを全国に販売

ITと人を活用した地域密着型の認知症予防トレーニング「みつおか式脳若®トレーニング法」を全国にライセンス販売している。応募時（第1回）には、「みつおか式脳若®トレーニング法」の効果についてのエビデンス取得が課題となったが、同年、株式会社シティアスコムより出資を得て、事業のスピードは増していった。

そして、2013年には福岡県粕屋町の協力の下、「エビデンス取得プロジェクト」を実施、2014年10月に第9回日本応用老年学会にて発表。また2014年5月にはあらゆるコミュニティスペースで行うパッケージ「脳若ステーション」を発表、サービスを見える形にして全教材をクラウド化、全国へライセンス販売を開始した。

1年間で27都道府県にライセンス先が広がり、多種多様な事業者が契約。認定制度も確立し140名のコミュニケータ、トレーナーを認定。全国に脳若ステーションを500カ所作り1,000人の雇用を生み出すというVision500に挑戦する。

2015年6月発行「ファイナリストはいま」より抜粋