「介護」の依頼は突然です。介護をする子どもが仕事で忙しい、遠くに住んでいる、そんなことはお構いなしにやってきます。突発的に起こる体調不良の看病。診察室に一緒に入って、医師の話を聞くこと。入退院、入院中のお世話。それらのほとんどは、介護保険法の下では看護師やヘルパーを利用できず、家族が対応しなくてはなりません。「わたしの看護婦さん®」は地方出身の働き盛りの子ども世代が抱える経済的心身的に負担が大きい「遠距離介護」問題に取り組むことで、望まない介護離職を防止しています。SDGsが掲げる働きがいと地域の経済成長を後押しするため、潜在看護師らが復職を想像できるような働きやすいシフト作りに配慮したクライアント情報管理マッチングシステム「ケアブライト」をリリースしました。併せて、訪問サービスを行うためのスタッフ教育を「遠距離介護支援協会」内で実施しています。「労働者不足の解消と地域経済の活性化を繋ぐ」という2つのミッションをもとに活動しています。