ファイナリストFinalist

DBJ女性新ビジネスプランコンペティション

株式会社巻組
(受賞当時は合同会社巻組)
代表取締役

渡邊わたなべ

享子きょうこ

宮城県

DBJ女性起業大賞

  • 第7回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション
  • サービス
  • 人材
事業概要

絶望的条件の空き家を活用し、地域でアート思考人材を育てる事業スキーム

渡邊 享子

PROFILE

1987年埼玉県出身。東京工業大学大学院修了。2011年宮城県石巻市へ移住し、支援活動にあたる若者向けの賃貸を作るため、空き家の改修、企画運営等の活動を始め、2015年合同会社巻組を設立。地方都市で資産価値の低い空き家を活用してクリエイティブな人材が育つ環境を模索しながら様々な事業を展開する。2016年日本都市計画学会計画設計賞を受賞。東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科専任講師を兼務。

ビジネスモデル

宮城県石巻市で20軒のリノベーションを進める中で、空き家活用が進まない原因として、資産価値が低い空き家や大家が高齢化している場合、リノベーションの資金調達が難しいということが課題になっているということが判明した。
そこで、資金調達を進め、運用に向けて人材を誘致育成するために、弊社は

1.アート思考人材のプラットフォームを創り、「面白い事業」を連続的に生み出す。そこで生まれた事業に対して投資を生み出す。
2.リノベーション実績を積んだ資金調達組織をつくり、実績をもとに資金を調達する。
というスキームを提案する。

従来の資金調達スキームだと、新規の個別案件に資金が集まりにくいという難点があった。ゼロからイチを生み出す「アート思考人材」を集め・支援することで、既成概念にとらわれない面白い事業を連鎖的に生み出す。これによって、地域経済に新たなマネーの流れを生み出し、魅力的な地域づくりを各地で展開する。

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受賞後
  • 2019年12月3日 第8回コンペオープニングセミナー事業紹介

  • 2019年12月3日 第8回コンペオープニングセミナーパネルディスカッション